
芦生スタディーツアー 1月28〜29日(土日)報告
今年度、最終回になる4回目のテーマは、第1・3回目でもテーマの一部として大きく取り上げられてきた、鹿の食害でした。これまで、鹿の食害による生態系への影響を学んで来ましたが今回は、その自然そのものと向き合う暮らしや営み、特に狩猟という文化、行為を実際に触れることを大切にした2日間でした。初日、美山町の狩猟文化や制度、森の変容を学びました。また害とは何か?駆除は必要なのか?というような根本的な話に白熱した議論も行われました。2日目には数名の猟師と共に狩猟体験を行い、豪雪の影響もあり6頭の鹿を捕獲しました。これまでニュースやインターネットなどの情報で鹿害という言葉を聞いていたようですが、実際に自分の目で見ることがいかに大事か、ということをおっしゃっていました。
鹿を取り巻く様々な問題を、これらかもっと社会に発信していこうという思いを、美味しい鹿肉を食べながら皆さんと共有した2日間でした。
この事業は終了いたしました。
=====第4回 1月28〜29日(土日)1泊2日 獣害への取り組み=============
今年度、最終回になる4回目のテーマは、第1・3回目でもテーマの一部として大きく取り上げられてきた、鹿の食害。
今回は、鹿害が与える自然への影響ではなく、それに向き合う山村の営みや実際に獣と対自する猟師にも焦点を当ててみたいと思います。
鹿の食害による芦生の森の変容についてスライドなどを利用し森がいかに変化したのかを学びます。
その後、捕獲した鹿を利活用について全国の事例や取り組みと共に、利活用に必要な処理施設に関する情報提供を、野生復帰計画の代表 青田 真樹氏が行います。
美山町で鹿の有効利用を行う田歌舎へ宿泊し、ジビエ料理を味わい2日目には代表の藤原誉氏を講師に迎え、実際に数名の猟師とともに山に分け入り狩猟の様子を見学することができます。害と呼ばれる鹿を山村の資源に変えるには何が必要なのかを参加する皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
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田歌舎代表 藤原 誉 氏 (ふじわら ほまる)
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主催 株)野生復帰計画
概要 講座×トレッキングで楽しむ 芦生の森スタディーツアー
開催日 第4回 1月28〜29日(土日)1泊2日
講座名 獣害への取り組み
料金 21,600円(税込)
定員 20名 最低遂行人数 5名
集合場所 京都府 南丹市 JR園部駅 西口
集合時間 AM12:00(1日目)
解散予定 PM16:30(2日目)
解散予定時刻は交通状況により前後する場合がございます。
対象 高校生から~60歳までのの心身ともに健康な男女
※健康チェックシートにて活動に支障があると事務局で判断した場
合には安全管理上、ご相談の上、お断りさせていただく場合がご
ざいます。
申し込み方法 申し込みフォームよりお申し込みください。
支払い方法 指定の銀行口座へお振り込みください
持ち物 スタディーツアーパンフレットをご覧下さい。(PDF)
※お振込先 キャンセル規定 その他、保険の内容等に関してもパンフレットをご覧下さい。
タイムスケジュール
1月28日(土)
12:00 JR園部駅集合(バスにて移動)
13:00 田歌舎 チェックイン
開会式 自己紹介等
14:00 講座 鹿の食害による芦生の森の変容について
15:00 講座 鹿の利活用について
16:00 質疑応答
17:00 フリータイム(希望者は最寄りの入浴施設にお連れします)
18:00 夕食(交流会)
田歌舎にて、美山の鹿肉料理を味わう
21:00 適宜就寝
1月29日(日)
7:30 朝食
9:00 狩猟体験
10:00
12:00 昼食
13:00 狩猟体験終了
14:00 感想、振り返り まとめ等
15:00 送迎車出発
17:00 JR園部駅 解散
集合解散 場所 JR園部駅 西口
旅行企画・実施
京都府知事登録旅行業 地域-663号
株式会社野生復帰計画 / 南丹市美山町芦生スケ尻14−2
(一社)全国旅行業協会 正会員
日本海に流れる由良川。芦生はその最上流域にあります。芦生自然学校はこの豊かなフィールドを生かして活動する事を目的に2004年9月に設立されました。地域の子どもたちはもちろん都市の子ども達や青年に向けに環境教育の場を提供する事を目的としています。自然観察や沢登りなどのアウトドアスポーツ、農業体験、林業体験、田舎の生活体験など【自然】と【自然の中のくらしと、遊び】を知ってもらうことが当校の主旨です。